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2023年03月17日

歯医者で撮るレントゲンで骨粗鬆症のスクリーニングが可能!

今回は、骨粗鬆症と歯科の意外な関係性について。歯科では日常的にレントゲンを撮影しますよね?
そのレントゲンで骨粗鬆症のリスクが分かれば「お得」ではないですか?
もし、骨粗鬆症の検査・診断を受けたことが無い方がいらっしゃったら最後まで読んでみてください!

骨粗鬆症とは?

近年は、よくテレビなどでも耳にしますが、意外と検査などにいっておらず(もしくは簡易的な検査だけしかしておらず)実際に転倒などで骨折してから骨粗鬆症と診断され、骨粗鬆症だったことに気づく方も多いのが現状です。そして、それがこの病気の怖いところでもあります…。その話しはのちほど…。
骨粗鬆症とは日本で、1300万人以上の方が患っているとされる病気です。骨の脆弱により骨折をきたしてしまうと大変です。本人のQOL(生活の質)が大幅に下がってしまうのはもちろんのこと、寝たきりになる可能性が高く、患者さんのご家族の負担が急に激増してしまうおそれがあります。骨折により運動能力が急激に落ちてしまうため、患者さんご本人もご家族の方も、心の準備がないままケアが必要な状態になることにより、多大なストレスになりかねません。ですから、早期発見・予防が重要な疾患です。

整形外科での検査方法

上の写真のようなDXA(デキサ)という方法を用いて検査を行います。若年成人の骨密度と比較して診断を行います。

  • 若年成人の70%未満=骨粗鬆症
  • 若年成人の70%-80%=骨量減少
  • 若年成人の80%以上=正常

という基準があります。

予防・治療方法

予防には、適度な運動や、栄養の摂取をこころがけることが重要で、治療方法としては薬剤療法などがあります。

歯科医院との関連

これまでの話しだと、骨粗鬆症は歯科とは全く関連のない疾患のように感じたと思います。
しかし、歯科では日常的にレントゲンを撮影し、そこには当然、「骨」が写っているのです。

パノラマX線写真でのスクリーニング

いよいよ、本題です。歯科医院で撮影するパノラマX線写真には規格性があります。
そのため、スクリーニングには最適といえます。
パノラマエックス線写真の顎骨の皮質骨の部分を見て、分類することで骨粗鬆症疑いをスクリーニングすることができます。

当院は医科歯科連携を推進しており、DXA可能な紹介先が複数あります

当法人では、連携を取っている整形外科が複数存在します。

などです。

まずは検査を!

まずは、検査をしてみましょう。骨折してからでは遅いので、予防が大切です。
なぜ、骨折してからだと遅いかというと、骨折連鎖を引き起こすことが多いからです。
骨粗鬆症で最も多いのは背骨の骨折で痛みを伴わないことも多く、それを気づかずに放置していると5人に1人が1年以内に別の場所を骨折することが知られています。痛みを伴わず骨折が連鎖し、背骨が丸まってきてしまいます。そうなると死亡リスクが格段に上昇してしまいます。
だから、早期発見なのです。

結果的に骨粗鬆症でなければ安心です

歯科医院ではスクリーニングを行っているだけなので、結果的に整形外科で、骨粗鬆症でなければそれはそれでいいと思います。

まとめ

レントゲンを見て、気になる所見があればこちらからもお声掛けいたします。もし自分はどうなの?と心配な方はお声掛けください。
診断はできませんが、スクリーニングは可能です。スクリーニング的に問題がなくても検査を整形外科医院に受けに行くことも可能です。ぜひご相談ください。

このように他科との連携を当院は特徴としています。
他のことでもなんでもご相談ください。

他科連携はこちらをご覧ください。
https://www.josaikai-gc.com/c-clinic/alignment.html

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