歯周病と糖尿病の関係は非常に深いものがあります????
歯周病が悪化すると糖尿病も悪化し、糖尿病が悪化すると歯周病も悪化します。
相互に影響を及ぼしあい、どちらも治療することが大切なんです????
ですから、今まで糖尿病と診断されたことのない方でも歯周病が進行している方は「実は糖尿病だった」なんてこともあるのです????
糖尿病は”重篤な合併症”を引き起こすことが多いため、早めの発見、治療が必要です。
3大合併症としては
①神経障害
②網膜症
③腎障害
が挙げられます。
しかし、糖尿病は初期ではほとんど自覚症状がないことに加え、病院での定期的な健康診断を受けておられない方も多く、「実は糖尿病」の方が多くいると考えられます。
そんな糖尿病リスクを簡便に検査できるのが簡易血糖値検査です????
当院でも簡易血糖値測定器を用いて簡便に検査することが可能です。
もちろん、食事からの時間を明確に決めて検査するわけではないので、本当に簡便な検査にはなりますがスクリーニングは可能です。
検査は指先からほんの少しの血液を採取するだけで終わります。
痛みもほとんどありませんよ????
当院での測定値が140mg/dlを超える患者様には内科医院の紹介も行っております。
歯周病がなかなか治らない患者様にはこちらからお声掛けすることもありますが、ご希望でしたらどなたでも検査可能です。
糖尿病の判定基準は、
空腹時血糖値(mg/dl)
正常 100未満
正常高値 100-110未満
境界型 110-126未満
糖尿病型 126以上
75g経口ブドウ糖負荷後2時間血糖値(mg/dl)
正常 140未満
境界型 140-200未満
糖尿病型 200以上
となります。
また血糖値スパイクという言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。
食後に血糖値がはねあがってしまう状態を言います。
このような状態の方も一度内科医院での精査をお勧めいたします。
ぜひ一度、血糖値を測定し日々の健康、歯周病の治癒に役立てませんか❔