この度、城南学園小学校の校医に任命していただき、先日、学校歯科検診を行いました。
当法人は「地域に貢献すること」を理念の一つに掲げております。
歯科医院を開院するだけではどうしても通院してくださる方しか診ることはできません。
そこで、当法人は近年、訪問歯科診療に力を入れ、ただ行くだけの訪問歯科診療ではなく、嚥下機能を回復させたり、院内と変わらない治療を提供できるように日々努力しております。
ただ、訪問歯科診療ではどうしてもご高齢の方がメインになるため、社会への啓蒙という役割を果たすことはできません。
そこで、今回のように学校歯科検診に携わることができれば、若年層への啓蒙が可能になるかもしれません。
ただ「待つだけの歯科医院」ではなく、こちらから「出向く歯科医院」になり、地域にしっかりと貢献できれば、と考えております。
今回は低学年(1年生、2年生、3年生)の検診を行いました。しっかりと挨拶ができる子ばかりでとても感心しました。
学校歯科検診は、児童と対面して口の中を検診するため非常に精度の低いものでした。しかし、今ではルーペやコードレスライトなどを用いることで昔より、しっかりと行えるようになってきております。
ただ、あくまでも学校検診はスクリーニング検査という位置づけで、確定診断ではありません。
そのため、学校歯科検診で「むし歯なし」と診断された場合でも歯科医院に行くと「むし歯あり」という場合もありますし、その逆もあります。
同じように歯科医院で定期検診をしていて「むし歯なし」とされている場合でも学校歯科検診で「むし歯あり」という結果をもらってくる場合もあります。
少しでもむし歯か怪しいものは「むし歯あり」とする可能性があるためですので、普段の歯科医院で問題なしとされているのでしたらそれで問題ありません。
今回の学校歯科検診で感じたことは「虫歯の子は減ってきている」ということと、「歯列(歯並び)の悪い子はまだまだ多い」ということです。
小学校に入ったら6歳臼歯がまず萠出してきて、次に下の前歯が萠出し、上の前歯が萠出してきます。
この上下の前歯の萠出した時期が矯正治療の初期治療の開始に最適な時期であることが多いので、「歯列・咬合」の欄が要注意や要治療という結果が返ってきた場合はぜひ、矯正治療を検討してみてください。歯科医院には矯正治療の相談は無料な医院も多いです。
その他、要注意が記載されていなかった場合でもこれを機会に歯科医院に一度足を運ばれることをオススメいたします。
当院には学校歯科健診についてのパンフレットもご用意しておりますのでぜひそちらも参考にされてくださいね。
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