こんにちは。
今日はデジタル歯科、DX歯科、３Dプリンター、インハウスアライナー、インハウス矯正、ダイレクトプリントマテリアルを用いたシェイプメモリーアライナーによるアライナー矯正などに興味のある歯科医師の先生や歯科衛生士さん、歯科技工士さんに向けて記事を書いてみます。

デジタル歯科の潮流：インハウス矯正とは

最近、巷でやたらインハウスインハウスと耳馴染みのない言葉をよく聞きませんか？
インハウスとは「院内で」といういう意味で、矯正治療などを一切外部を通さず、院内で「内製化」してしまうことを言います。しかもそれをフルデジタルで行います。つまり外部の会社に委託料や技工料を支払わないと言い換えることもできます。ただ、インハウス矯正にも世代があり、当院で行うインハウス矯正は新世代のものになります。

何をもって新世代のインハウス矯正とするか

おそらく、多くの方は、インハウス矯正というと、

1. iTeroなどの「光学印象」を行い、
2. そのデータを元にセットアップを行い、
3. 「3Dプリンター」でセットアップ模型を印刷し、
4. 「アライナーシート」を「バキュームフォーマー」でプレスして作ってるんでしょ？と思うことでしょう。
   それも確かに充分、最新の方法だと思います。

しかし、当院の行うより新しい方法とは、少し違います。当院では、

1. iTeroなどの「光学印象」を行い、
2. そのデータ(.stl)、お顔の写真(.jpg)、CTスキャン画像(.dicom)を合成し、セットアップを行い、
3. 高精度のrapidshapeの「3Dプリンター」で、
4. 「ダイレクト」にアライナーを印刷し、
5. しかもそのアライナーは形状記憶素材(シェイプメモリー)で作られています。

それにより、

• データを合成しセットアップしているので精度が高い治療計画の立案が可能
• 最高級の3Dプリンターを用い、印刷精度が高い
• ダイレクトにアライナーを印刷するため、模型が不要で環境に優しい
• 形状記憶素材なので永久変形を起こさない
• ダイレクトプリントなので、アライナーの厚みが均一で歯への適合度が非常に高い

など、利点がたくさんあります。

ダイレクトプリントマテリアル(DPM)によるシェイプメモリーアライナー(SMA)の製造

今現在、これを行える医院は少ないのが現状です。
今後、行える医院も増えてくるとは思いますが、やはり、早くから始めることで得られる知見はたくさんあるように感じます。

最新のデジタル機器を当院で一緒に扱いませんか？

デジタルインハウス矯正を始めとして、当院では様々なデジタル機器を導入しています。デジタル技工に興味のある技工士さんや歯科のデジタル化に興味のある歯科医師、歯科衛生士さんも募集しています。もちろん、見学だけでもOKです。

inLabシステム

院内技工室には「inEos X5」、「inLab CAD」、「inLab MC X5」などを揃え、最新のデジタル技工ができるよう整えています。

３Dプリンターなどのデジタル機器

rapidshape社の「D20+」、「RScure」、graphy社の「Tera Harz cure」、NEMOtec社の「NEMO」などを揃え、3Dプリンター関係のデジタル機器も幅広く揃え、稼働させています。

デジタル機器に触れながら、楽しんで仕事を行う仲間を探しています。

まずはご連絡をお待ちしています

大阪市の平野区でお待ちしております。
06-6703-6483
担当：アラハマ

まとめ

歯科もデジタル化は避けて通れません。DXを推し進める歯科医院を一度、見学に訪れてみてくださいね！

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