今年、私が日本口腔インプラント学会の認定「専修医」を取得いたしました。
今回は、その専修医についてお伝えできればと思います。

認定制度とは

歯科医師が取得できる認定制度はあまり知られていないものも含めると数多くあります。
一般的には各学会に制度が設けられており、「学会員」「認定医」「専門医」「指導医」とステップアップしていくことが可能です。
当然、ハードルは想像以上に高く、「認定医」以上の資格を有する歯科医師は少ないのが現状です。
日本口腔インプラント学会においては「認定医」にあたる資格を「専修医」と呼称しています。

学会ってなに？

簡単に言えば、歯科医師など歯科関係者が集まり、日頃の研究成果を発表したり、学術的なことを学ぶ場です。

学会の活動には以下のようなものがあります。

• 学術講演会の開催
• 機関紙の発行
• 認定制度の運用

認定制度

様々な学会の活動の一つが、認定制度の運用です。きちんと正しい知識や倫理観を持った歯科医師を育て国民の皆様の健康増進に寄与するための活動の一つとなります。
各学会で、認定条件は異なりますが、目的は同じといえると思います。

専修医を取得したからといって提供するものに特に変化があるわけではありませんが、これまで以上にさらなる研鑽を積み、もしインプラントが必要になる患者様がいらっしゃれば誠心誠意対応させていただく所存です。
ただ、私としてはインプラントは最終手段であることに変わりありません。インプラントを行わなくていいように皆様の歯をまもっていくのが使命だと考えています。
大切な歯を失わなくてすむよう、お互いに一緒に努力していきましょう！

まとめ

皆様にとって、認定制度は決して馴染みのあるものではないと思います。
しかし、これを機にこういう制度もあるのだと知ってもらえたら幸いです。
日本口腔インプラント学会HP

ぜひ、一度ごらんください。患者様向けの情報もございます。

なお、私が所属し、理事を務めさせております大阪口腔インプラント研究会のHPも併記させていただきます。
こちらも学会と同じく様々な活動を行っている勉強会です。
大阪口腔インプラント研究会

インプラント治療にも様々な利点欠点がございます。
当院ではそういった相談にも随時承りますのでぜひご相談ください。